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ChatGPTの添付ファイルを削除する方法!画像や履歴の消し方を解説

こんにちは。「GenAI ABC - 生成AIのやさしい教科書 -」の運営者、山田 翔です。

ChatGPTを使っていると、画像やPDFなどのファイルをアップロードして分析してもらう機会が増えますよね。でも、ふと「この添付ファイルを削除したい」と思ったとき、削除ボタンが見当たらなくて焦ったことはありませんか?特に機密情報や個人的な写真を含んでいる場合、データがどう扱われているのか、しっかり消去されているのか不安になるものです。

実は、ChatGPTのファイル削除には少し特殊なルールがあります。これを知らないと、消したつもりでもデータが残ってしまうかもしれません。今回は、皆さんが安心してChatGPTを使えるよう、添付ファイルの正しい削除方法や制限、そしてライブラリの仕組みについてわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • アップロードしたファイルは単体では削除できない仕様の理解
  • 会話履歴ごと削除してファイルを消去する具体的な手順
  • 削除後のデータ保持期間とシステムから消えるまでの流れ
  • 履歴を残さずにファイルを安全に扱うための設定とコツ

ChatGPTの添付ファイルを削除する仕様と基本手順

ChatGPTの添付ファイルを削除する方法!画像や履歴の消し方を解説

まずは、ChatGPTにおけるファイル削除の基本的な仕組みを押さえておきましょう。直感的に「ファイルの横にあるバツボタンで消せる」と思いがちですが、実はそうではないんです。ここでは、なぜ単体で消せないのかという仕様から、実際にファイルを消去するための具体的な操作手順までを解説します。

アップロードした画像やファイルは単体で削除できない

結論から言うと、現在のChatGPTの仕様では、アップロードしたファイルだけを個別に削除することはできません。

多くのユーザーが、チャット画面上のファイルアイコンを右クリックしたり、設定メニューを探したりしますが、残念ながら「このファイルだけを削除する」という機能は実装されていないのです。これは、アップロードされたファイルが「その会話(チャットセッション)の一部」として強固に紐づけられているためです。

例えば、あなたがExcelファイルをアップロードして「このデータを分析して」と指示したとします。このとき、AIはそのファイルを会話の文脈(コンテキスト)として理解しています。そのため、システム上は「テキストのやり取り」と「添付ファイル」を切り離して管理するのではなく、一つの会話の塊として管理していると考えてください。

ライブラリ表示の誤解

よくある勘違いとして「ライブラリに保存されているのでは?」というものがありますが、私たちがアップロードしたPDFやWord、画像ファイルはライブラリには表示されません。あくまでチャット履歴の中に存在するだけなので、個別の削除ボタンが存在しないのです。

チャット履歴から会話ごと削除する方法が必要

では、どうすればファイルを削除できるのでしょうか?答えはシンプルで、そのファイルを含む会話(チャット)履歴そのものを削除するしかありません。

「えっ、会話ごと消さないといけないの?」と思われるかもしれませんが、現状ではこれが唯一の方法です。ファイルを削除したい場合は、以下の手順で操作を行ってください。

PCブラウザ版での削除手順

  1. 画面左側のサイドバーから、ファイルをアップロードした会話を探します。
  2. その会話タイトルの右側に表示される「…(三点リーダー)」をクリックします。
  3. メニューから「削除する(Delete chat)」を選択します。
  4. 確認画面が出るので、再度「削除」をクリックして確定します。

スマホアプリ版での削除手順

  1. チャット履歴の一覧画面を開きます。
  2. 削除したいチャットを長押し(またはスワイプ)します。
  3. 表示されるメニューから「削除」をタップします。

これで、会話テキストと共に添付ファイルも削除のスケジュールに乗ります。「どの会話にファイルを上げたかわからなくなった」という場合は、サイドバー上部の検索窓(虫眼鏡アイコン)を使いましょう。.pdf.jpgといった拡張子で検索すると、ファイルを含むチャットがヒットしやすいのでおすすめです。

ライブラリ機能に保存される画像データの仕組み

ChatGPTには画像などを一覧表示する機能があるため、「アップロードした写真もそこに残っているのでは?」と心配になる方もいるでしょう。しかし、ここには明確な区別があります。

ライブラリに表示されるのは、DALL·E3(ダリスリー)機能を使ってChatGPTが生成した画像のみです。

つまり、あなたがスマホからアップロードしたランチの写真や、仕事で使った資料のスクリーンショットなどは、このライブラリには一切表示されませんし、保存もされません。これらはあくまで「会話履歴の一部」として扱われます。

したがって、「ライブラリを見てもアップロードした画像がないから、削除する必要はない」と判断するのは早計です。画像ファイルは会話履歴の中に残っているため、前述の通り会話ごとの削除が必要になります。

制限によるエラー解消とファイルを削除する手順

無料版などでChatGPTを使っていると、「このチャットには添付ファイルがあるため、続行するにはGPT-4oが必要です」といった制限エラーが表示されることがあります。これは、ファイル読み込み可能な回数やトークン数の制限に達した際によく起こります。

このエラーが出た場合の解消法としても、不要なファイルを含むチャットの削除が有効な場合があります。あるいは、以下の対処法を試してみてください。

  • 新しいチャットを立ち上げる:
    ファイルを添付しない新しいチャットであれば、制限の緩いモデル(GPT-4o miniなど)で会話を続けられることが多いです。
  • 時間を置く:
    制限のリセット時間を待ってから再開します。
  • Plusプランへの切り替え:
    頻繁にファイルを扱うなら、制限が大幅に緩和される有料プランも検討の余地があります。

「添付ファイルがあるせいで会話が進まない」というときは、その会話に固執せず、必要な情報をコピーした上で潔くそのチャットを削除し、新しく仕切り直すのが一番の近道ですね。

GPTsやプロジェクトで使用した情報の削除方法

ここまでは通常のチャットの話でしたが、「Custom GPTs(カスタムGPT)」や「Projects(プロジェクト)」機能を使っている場合は、削除の手順が全く異なります。

これらにアップロードされたファイルは、特定のチャットではなく「GPTやプロジェクトそのもの」に紐づいています。そのため、会話履歴を消してもファイルは消えません。

Custom GPTsのファイル削除

自分で作ったGPT(マイGPT)の知識として登録したファイルを消すには、GPTの編集画面に入る必要があります。

  1. 「マイGPT」から対象のGPTの鉛筆アイコン(編集)をクリック。
  2. 「構成(Configure)」タブを開く。
  3. 「知識(Knowledge)」の欄にあるファイル一覧から、削除したいファイルのゴミ箱アイコンをクリック。
  4. 右上の「更新(Update)」を押して変更を保存。

Projectsのファイル削除

プロジェクト機能内のファイルも同様に、プロジェクトの管理画面から個別に削除します。ただし、一部のユーザー環境ではファイル削除がうまくいかないバグも報告されています。その場合は、ブラウザのキャッシュをクリアするか、最悪の場合はプロジェクト自体を作り直す(プロジェクトを削除する)必要があります。

特にGPTsにアップロードしたファイルは、そのGPTを使っている他のユーザーへの回答にも影響する可能性があるため、機密情報の取り扱いには十分注意し、不要になったら速やかに削除しましょう。

ChatGPTの添付ファイル削除におけるデータ管理

ChatGPTの添付ファイル削除におけるデータ管理

削除操作をしたからといって、データがその瞬間にこの世から消滅するわけではありません。デジタルの世界には「保持期間」や「バックアップ」が存在します。ここでは、プライバシーを気にする方のために、削除後のデータの行方や、そもそも履歴を残さないための自衛策について深掘りしていきます。

チャットGPTのデータ保持期間と削除のタイムラグ

私たちが画面上で「チャットを削除」の操作を行うと、チャット履歴からは即座に表示が消えます。しかし、OpenAIのシステム(サーバー)上から完全にデータが消去されるまでには、最大30日間のタイムラグが存在します。

OpenAIの公式ポリシーによると、削除された会話やファイルは、セキュリティ上の監査やシステム整合性のために、最大30日間は保持される仕様になっています。この期間中は、データは非識別化され、ユーザーのアカウントとの関連付けは解除されるプロセスを経ますが、物理的にサーバーから消滅しているわけではありません。

「削除した瞬間に誰からも見られなくなる」わけではないという点は、セキュリティ意識の高い方にとっては重要なポイントです。

また、例外として、法的な要請や重大なセキュリティ違反(悪用など)の調査が必要な場合は、30日を超えてデータが保持される可能性も明記されています。あくまで「通常の利用においては30日以内に完全削除される」と理解しておきましょう。

履歴を残さずにテキストやファイルを扱う機能

「削除するのが面倒」「そもそも履歴に残したくない」という場合は、最初から履歴を残さない設定を活用するのが賢い方法です。

一時チャット(Temporary Chat)の活用

チャット画面のメニューから「一時チャット」を選択すると、そのセッションでの会話やアップロードしたファイルは履歴に保存されず、モデルの学習にも使用されません。機密性の高いファイルを扱う際は、このモードを使うのが最も手軽で安全です。

データコントロール設定のオフ

設定メニューの「データコントロール」から、「チャット履歴とトレーニング(Chat history & training)」をオフにすることも可能です。これをオフにすると、会話履歴がサイドバーに残らなくなります(ただし、直近30日間は不正監視目的でサーバーには保存されます)。

機密情報の保護に必要な設定と使用上の注意点

添付ファイルを扱う上で最も大切なのは、「AIの学習に使われないようにする」という設定です。

デフォルトの設定では、私たちの会話データはChatGPTのモデル改善(トレーニング)に利用される可能性があります。社外秘の資料や個人情報を含むファイルをアップロードする場合、これは大きなリスクとなり得ます。

これを防ぐために、以下の手順でオプトアウト(学習拒否)の設定をしておくことを強くおすすめします。

  1. 設定(Settings)を開く。
  2. 「データコントロール(Data controls)」を選択。
  3. 「全員のためにモデルを改善する(Improve the model for everyone)」という項目をオフにする。

この設定を行えば、チャット履歴機能はオンのまま(便利に使いつつ)、データがAIの学習に使われることを防げます。機密ファイルをアップロードする前には、必ずこの設定を確認する癖をつけましょう。

添付ファイルの削除に関するよくある質問とQ&A

最後に、添付ファイルの削除についてよく寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。

削除したチャットやファイルは復元できますか?

いいえ、復元できません。一度削除操作を行うと、ユーザー側から元に戻す手段はありません。必要な情報は削除前に必ずコピーやバックアップをとってください。

共有リンクを作ったチャットを削除するとどうなりますか?

リンクも無効になります。チャットを削除すると、そのチャットから生成された共有リンクにアクセスしても内容が表示されなくなります。情報の拡散を止めたい場合は、元のチャットを削除するのが有効です。

エンタープライズ版(企業向け)でも仕様は同じですか?

異なります。ChatGPT Enterpriseなどの企業向けプランでは、アップロードされたファイルの保持期間が短く設定されていたり(例:48時間後に期限切れ)、管理者がデータを一元管理できたりと、よりセキュリティが強化されています。

ChatGPTの添付ファイルを削除する際の総まとめ

今回は「Chatgpt 添付ファイル 削除」をテーマに、ファイルの消し方やデータの扱いについて解説してきました。

ポイントを整理すると、「ファイル単体では消せないので、チャット履歴ごと削除する」「完全に消えるまで最大30日かかる」「機密情報は一時チャットや学習オフ設定で守る」の3点が非常に重要です。

便利な機能だからこそ、データの行方を正しく理解して使いこなしたいですよね。もし誤って重要なファイルをアップロードしてしまった際は、焦らずに今回ご紹介した手順でチャット履歴を削除してください。そして、次回からは「一時チャット」を活用するなど、より安全な使い方を取り入れてみてはいかがでしょうか。

なお、当サイトの情報の正確性には万全を期していますが、OpenAIの仕様は頻繁に変更されます。最終的な判断や詳細な最新情報については、必ず公式サイトもあわせてご確認ください。

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山田 翔 (Yamada Sho)

38歳、生成AI愛好家。「GenAI ABC」を運営し、初心者にAIをわかりやすく伝える。東京在住、趣味はプログラミングとAIアートと読書。コーヒー片手にAIの最新情報を発信。
画像はAI生成してみました。

-ChatGPT(チャットジーピーティー)